ダンスは”女性の左手”で決まる。

いろはのい、アロハのア

「難しい判断」に出くわして、理解できないときは、
「複数の簡単な判断」に分けて考える。
複数の「二者択一」にして、答えを見つける。
もうひとつの方法は、2つの「違い」を見つける。
ナチュラルターンの回転動作において、
上と下、男性の踊りの違いは、どこでしょうか?
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上の男性は、【お】の段階で、左の肩甲骨・左肩を
前方に押し出して、右回転を始めている。
結果【か】、肩と骨盤で、角度の差が出来ている。
【お~か~き】で、緩やかにナチュラル回転してる。
上の男性は、【か】においても、肩と骨盤の角度差は
ほとんど見受けられない。
【か~き】で、鋭くナチュラル回転している。

踊りの動作に、根本的な違いがあるはず。
たんなる個人差とか、そんなんじゃないはず!
だとしたら、いったい、根本的に、なにが違うのか?

よくみると、わかるけど、
女性の左手の「てのひら」と「中指・薬指」
これが違う。
上の女性(日本人)は、左手のてのひらが「垂直」
下の女性(外国人)は、左手のてのひらが「水平」
たった、これだけのことで、男性の踊りが変わる。
「女性の左手」が、男性の踊りを大きく変える。
ダンスは「女性の左手」によって、変わってくる。

上級プロの動画を見るときには、
「女性の左手のてのひら」の向きに着目して、
上級女性プロ全員の「水平」か「垂直」をチェックして、
どちらのタイプが多いかを、分類してみると面白い。
田舎のプロ教師が教える踊りは、
問答無用で「背骨が軸」。それが決定事項!
「腕を固めて、背中を軸にして、積極的に動け!」
...みたいな指導が、絶対的な基礎になっている。
でも、最近の都会の踊りは、どう考えても違うっぽい。

左前腕(手首~肘)に、軸基点(動かない場所)と
積極的可動部位(おそらくは指)を作って、
それによって、回転動作を生み出している。

女性の左手のてのひらが、水平か垂直かによって
左手前腕の軸基点の位置が変わるんで、
結果的に、男性の軌道が大きく変わってくる。
男性の踊りは、女性の左腕によって決まってくる。
すべては、女性次第!!!
田舎の踊りは、「軸は背骨」がすべて。
左前腕に軸基点なんて作らないんで、
そんなことを言うヤツは、叩き潰される運命。
....と。

■コメント

  1. テストです